今日は、午前・午後ともに
地区社会福祉協議会のサポートを受けながら
活動しているボランティア団体からの依頼での
講演・講座に行きました。

それぞれ、7年、24年と歴史の違いがありまして、
それは、スタッフの年齢をして、実感します。

午後のH地区リハビリ教室については
24年の歴史の中で私も20年以上
関わらせていただいていて、
現在の私の仕事、専門性において
たくさんの学びをさせていただいています。

「私も末亡人になりました」なんて言われたんですが、
「歴史」って、こういうことなのかな〜と思いました。
同じだけ、自分も齢いを重ねているわけですが(笑)。

今は亡きある方(脳卒中の後遺症が残るおばあさん)に
「あなた!自分の若さをこんな年寄りにかまって無駄にしたらダメでしょ!」
と言われて、「いやぁ、お年寄りが好きでやってるんです」と答えたら、
それ以来、私を「先生」と呼んでくださり、
スタッフに私を「年に何度も招け!」と動いてくださったのでした。

大正生まれの方々に、「明治は遠くなかりけり」じゃなくて
「大正」ですよね〜なんて話してたら、
「平成」って馴染まないわね〜、なんておっしゃっていました。
もう25年にもなるのに、人の記憶は
今ではなく、自分が忙しく過ごしていた頃のことで
埋めつくされているのでしょうね。

その人にとって「今」「現実」とは何なのか、
こうした出会いを通じて、切々と思い知ります。
「今、生きている」ってどういうことなのでしょうね。
いくつになっても「ずっと多感でいたい」とつくづく思うのです。